「明日、オンエアです!」
滋賀県の皆さん、明日の「滋賀経済NOW!」を是非見てください。番組後半で私が登板します。
オンエア予定
2021年2月6日(土)22:00~ (再放送は2021年2月7日(日)8:00から)
滋賀経済NOW!
びわこ放送は全国ネット局ではありませんので、放映日に視聴できない方々には後日、ブログやメルマガでYoutubeでご視聴頂けるようにアナウンスさせて頂きます。
少しお待ちください。
さて、本格的なテレワーク時代に突入し、どのように「営業のやり方を変えるか」を2021年のブログシリーズでは解説しています。
今日はその8回目です。
是非、お読みいただき「変革のヒント」を得て「実践」してください。
21.これらをチームで実践する設計を行う
前回号の取組も、もちろんなのですが、これらの営業の再構築の手順は、個人で考えるよりチームで考え、設計することが重要です。
若手の意見や女性の感性、ネットやWebの利用に詳しい社員などの意見も重要ですから、「チームで実践する」ことを念頭に設計することが必要です。
ドメインの再定義など、経営戦略の基礎の部分はTOPが意思決定することが必要ですが、実際の営業現場で実践する手順は、チームビルディング的に組み立てる方が上手く行きます。
私のコンサルティングでも、プロジェクトチームを発足させ議論しているクライアント様が多数です。
22.シクミでプロセスが実践できるようにする
前回号でオンライン集客モデルに沿った営業プロセスの設計の解説をしました。
その続きです。
シクミ=組織としてプロセスを動かす
=ツールを使って定期的な作業を自動化する
と、考えてください。
この逆は「属人的に」です。
組織として、ということは、分業体制を敷くことも「アリ」ですし、定期的に情報発信できるツールを使うことを「シクミ」に組み込むと良いでしょう。
例えば、
「毎週火曜日の正午にメールマガジンを配信する」
その担当者はAさんね。
よくある光景です。
これを、シクミ化するには
「週のメルマガ作成者を決めておいて、毎週月曜日の午前中にメルマガツールへ登録する」
「そのスケジュールをチームで共有し、相互チェックする」
と、言う風に、実践するために具体化させることが重要です。
「〇〇さんやっておいて!」
「この作業は△△さんの仕事ね!」
で終わらせると、いつまでも実践が徹底されない「属人的作業」になってしまうのです。
メンバーを巻き込んで、組織としてプロセスを動かすことを意識して設計しましょう。
23,プロセスを完成させて、具体的なアクションを決める
19で解説したことを意識しながら、各プロセスの具体的なアクションを決めていきます。
5W1Hで考えると良いです。
誰が
何を
いつ
なぜ
どこで
どのようにして
これを各工程ごとに作成します。
準備作業やスケジュール登録といった作業レベルまで落とし込みます。
そのアクションリストを順番にやれば、プロセスが実践されるようにするのです。
このプロセス因数分解の作業を行うことで「足りないこと」が明確になります。
足りない部分は新たに創る必要がありますから、早めに準備を開始しなければいけません。
例えば、
メルマガの発行ツールを選定する。
数あるメール配信ツールを調査し、選定し、メンバーにOKを取るまでの作業は時間が掛かります。
いち早く、新たなプロセスを実践したければ、因数分解を行い、実践するまでの準備も明確化することが、チームで実践するためには必要なのです。
今回は長くなったので、ここまでにします。
来週もお楽しみに。