今週は札幌でセミナー講師をさせて頂きました。
札幌は数年ぶりですが、寒いですね。雪もあります。
ですが、札幌は地下街が発達しているので、快適です。市内中心部へは地下街を通ればおおよそ近くまで行けます。
地域ならではの工夫ですよね。
企業の改革も工夫の連続のような気がします。
その工夫が顧客のファン化につながったり、口コミにつながる例が多いです。
さて、今回も本格的なテレワーク時代に突入し、どのように「営業のやり方を変えるか」を2021年のブログシリーズでは解説しています。
今日はその12回目です。
是非、お読みいただき「変革のヒント」を得て「実践」してください。
33.フロー型経営からストック型経営への変革を検討してみる
私への相談で、ここ1ケ月くらい多いのが、フロー型の経営スタイルをとっている企業です。
フロー型とは、案件型や新規顧客獲得型の営業スタイルを取っている企業です。
特に、1つの商談の価格が高額なスタイルの企業が多いです。
裏返せば、高額な商談の進捗が過去のように上手く行かなくなった。ということです。
そこで私が検討を推奨しているのが、ストック型の経営へ転換することです。
流行で言うと、サブスクリプション的な発想ですね。
例えば、システム販売を展開してる会社に、クラウド型のサブスクリプション事業を新規に立ち上げ
定額でクラウド内のシステムやオンラインセミナーなどが見放題にしたのです。
最初は、売上は減りましたが、数か月後は逆転していきました。
高額商談を狙いにいくより、コツコツ積上げて、毎月に現金収入を増やすのです。
経営的にも精神的にも安定していくのです。
皆さんも一度、検討してみましょう。
34.事業と事業を融合させる
33で説明した内容を検討するとき、既存の事業と新規の事業を組み合わせて提供することで、
シナジーが発生し、新たな顧客の開拓につながる例が多いです。
既存事業と既存事業との組み合わせでもいいです。
不動産売買と空き家活用事業
クラウドサービスとオンラインセミナー提供
事務機販売とテレワーク支援事業
などです。
詳しく説明は省きますが、これ以外と見逃しがちですので、ご注意下さい。
35.Try&Errorでやってみる
今、事業を立ち上げたり、再構築する時、スピードが大事です。
ITツールやSNSが発達しているので、昔に比べると安価で新事業のTryが可能です。
いいな!と思ったら、事業計画と採算目標を決めて「やってみる」ことです。
上手く行かないなら、修正すればいいだけです。
手をこまねいて「やらずにズルズルいく」ことは避けたいものです。
経営者が大胆にそのような発想を持つべきです。
今回は、ここまでにします。
来週もお楽しみに。