新型コロナウィルスの感染拡大が止まりません。
GoToキャンペーンも停止になり、首都圏中心に緊急事態発令で多くの企業や小規模事業者への打撃は計り知れないものになりそうです。
7割のテレワークの実施を政府が要請していましたが、連休明けから本格的なテレワーク実践へ突入する企業が大半です。
こんな中、いったい何が出来るのか?やるべきなのか?
6つのテーマで考えてみたいと思います。
1.最初に考えるべきこと
我社だけは「大丈夫」と考えないこと
私の身近な友人や顧客でも感染者が出ている状況です。
「大丈夫」と考えるのではなく、感染者が出ないような予防と対策が必須と考えてください。
各都道府県の行動要請に沿った、営業活動を行う必要があります。
さらに、接触頻度を抑える。(今までより訪問周期を長くする)
極力、電話やメールを多用して訪問依存体質から脱却する取組が必要です。
複数の人員で営業活動をしている場合、営業パーソンが交わらないように交代制にしたり、班分けしてチームで交代勤務をするなどの取り組みが効果的です。
これらの対応を実施した上で、どのような営業行為を行うのか?を考えてください。
何度も言いますが、「わが社だけは大丈夫」と考えないこと!が最初です。
2.今までの営業活動から脱却する
訪問してナンボ!という考えを捨てること
テレワークとは無縁な地域では、未だに「訪問してナンボ」という営業の鉄則が残っています。
しかし、今回の第3波の波及をみて、さすがに「訪問できない状況でどうするか?」と真剣に考えはじめた営業パーソンも少なくないと思います。
今まで何とかなった、から、これからも何とかなるだろう。
と考えて、打つ手を先延ばしにしていては、八方塞がりになることは明白です。
顧客の大半は「Web上で情報を収集」することを第一にしています。
コロナ感染の観点から、面識のない方との面談は避けるのです。
今、新たな営業活動にシフトするタイミングです。
待ったなし!
3.経営者の「志」を再度確認する
苦難を克服するためには確固たる「志」が必要!
2021年は変革の年です。自社の存在意義が大きく問われることになります。
コロナ禍で、それらに拍車が掛かります。
今までの延長線上でしか自社の存在意義を描けない企業は衰退します。
ピンチな今こそ、チャンス!だと考え、自社の存在意義を再定義すべきです。
そのためには、経営者が一番大切にしているものを明確に定義することが先決です。
それは「志」(こころざし)です。
大きな声で明白に社員や地域社会、業界に宣言できる「志」がなければ、顧客も社員も地域も業界も付いてきてくれません。
本日はここまで、次回は金曜日に続きの4・5・6を公開予定です。
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