さて、今日のテーマは
「部下に任せる勇気を持とう!」
です。
早速ですが、質問です。
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あたなの上司から重要なミッションが指示されました。その時、あなたはどうしますか?
あなたのチームは5名の部下がいると想定してください。
1ケ月で結果を出さないといけないミッションです。
ひとりで取り組むと他の仕事を捨てることになるような作業量です。
①自分がリーダーになり分担して取り組む
②部下のひとりをリーダーに任命して分担なども任せて取り組ませる
③部下に説明する時間ももったいないから、根性で、自分でやりきる
あなたはどの道を選びますか?
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回答が一番多いのは①ですね。
ある研修で同じ質問をしてみたら、20人中14名が①でした。
②は2名、③は4名。③は悲しいですよね。 笑
あなたはどうだったでしょうか?
①は悪くはないが、これを繰り返すと次のリーダーが出てこないし人材の育成という観点最善ではない。
②が理想なんですが、5名の部下を信頼していないとなかなかこの決断はできません。
③は気合いと根性の領域になりますね。場合によってはそういう局面もあると思いますが、
いつもこの③のような選択で困ります。
わたしとしては。勇気をもって「任せてみる」という決断をして欲しいと思います。
それが部下の育成になると考えて欲しいのです。
③や①の選択ばかりをしているリーダーは「部下の育成の機会を奪っている」と考えて欲しいのです。
事実、あなたが与えられたミッションを自分で遂行する方が早いでしょう。成果も出るでしょう。
リーダーとして活躍されているあなたは部下より当然優秀なのです。
しかし、いつまでも自分ひとりで仕事を遂行することはできないのです。
数年後にはあなたはもっと責任ある重要なポジションに居ることになるのです。
あなたの代わりに営業リーダーを務めてくれる人材を育成することが最重要な任務と考えるべきなのです。
ですから勇気をもって部下に任せることを積極的に選択して欲しいと思います。
これは、わたしからのお願いでもあります。